僕が畳に抱く持論
[2017年9月6日 01時02分]
何をやるにも基本や基礎ってのが重要だと思います。
基本あってのテクニックですし、
基礎なき家はすぐに倒れてしまいます。
そして僕ら人間の基本は地球、自然あってこそだと断固思っています。
今後テクノロジーの進化と比例して自然のあり方、エネルギーシフトが進んで行くのだろうと考えています。
基本があり、ルールがあって初めて成り立つ世界ですもん。
さて、畳屋さんには、
「今更手縫いを練習してどうすると?」って方いらっしゃいます。
結構な割合で。
現代畳床(畳の芯材)はボードだったり、発泡スチロールみたいな素材だったり、厚みが薄かったり、手縫いでは糸が締まらないものが主流です。
だから今は、手縫いより機械の使い方を学んだ方が良い。っていう意見が多いのもわかります。
ただここからは僕の持論ですが、
手縫いこそが畳の基本であると思っています。
現代の畳作りは手でやることの要点を機械でやっているに過ぎないから。
うちも大半は機械縫いです。
だけど、手縫いの練習をやります。
どこをどういう風に縫い、切り、締めているのか?
また素材に多く触れる手縫いは畳が好きになる。
好きこそ物の上手なれ。
好きでいてこそ、伝わる。
好きでいてこそ、続けていける。
文化であれど好きでもないものを語れるほど器用でも暇でもないのですから。
はい。
今日は先日同友会でご縁頂いた、直方で
という会社をされれている青柳さんのところにお邪魔致しました。
今ひょんなご縁から、バナナの叩き売りを目にし、バナナを買いました。
滞在時間15分くらいで月一会議に戻り、バナナを食べました。
色んな文化が日本にはありますね。
本当サイコー
僕らの20年計画。
職人が職人らしく誇れる畳を作れる会社であり続ける。
そしてそれが関わってくれたみなさんの倖せを作るひとづくりにつながって、文化として誇り高くあること。
日本が日本であるために、僕らは今を精一杯生きる。
ほっこりしようぜ
おしまい
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