売りたいもんしか売らない畳屋さん。
[2015年10月18日 06時44分]
販促の本とか、コンサルの本とかみるとよく”売りたいモノと売れるモノ”は違うとよく目にします。
売りたいものがなんなのか?にもよるが、そんなことはないと思う。
売りたくないモノは売らないで良いと思う。
理由?
もちろん、自分が愛してやまないのに世界にひとつしかないから売りたくない。
という意味ではない。(笑)
売りたいものは売れる。確実に。
ただ条件がある。売りたいものだけ売りたいという方に一つ絶対不可欠なものがある。
”売れる方法を見つけきる情熱。”
売りたいだけじゃ売れない。また売れたとしてもまぐれである。まぐれは長くは続かない。一発屋の芸人はまさにそう。だって面白くないんだもの。(ずばっと)
それでも唯一の絶対売れる方法がある。
買いたい人を連れてくる。うーん。シンプル(笑)
当たり前だけど商品によってはかなり難しいし、ずっと連れてこなければいけない。
特に類似商品が多い場合すべての方にナンパするのは時間が足りないし、尻軽男は嫌われる。あの人だーと思ったら、ぐいぐい行こう。最悪逮捕だが、気にするな。たまには逮捕もいいだろう(よかない)
まあ無理矢理例えるのは辞めて、
僕が売りたいのはもちろんい草。
中国産い草、国産い草、和紙表、樹脂表等々ある中で、その違いをまず明確に伝えることが大事。
例えば、和紙表は色が変わらない畳としてよく質問を受けるが、
畳というものの価値感がお客さんと違えば、誤解を生む。
い草の畳に拘っていたら、「本物の畳屋さんがまだいたんだー」と言われたことがある。
その人にとって和紙やら樹脂やらは偽物だったのだろう。
まず畳とはなんでどうあってどう楽しいのかを一致させていく作業が大事になってくる。
安売りチラシをみて過剰に反応するのは安く畳を買いたい人。
多分それよりも畳屋さんのほうが多い気がする。
「うわーまた寝崩しや。価値下げるなー」って思う。
気にしない。
ただ自分が売りたい物は、なぜ売りたいのか?
どうしてこの価格なのか?をはっきりさせて買いたい人をとことん探せばいい。
だからこそ売りたいものにとことん拘ることが大事。
あの人にはこれ。その人にはそれ。をやっていたら、この人が不信に思うだろう。
わかりにくいがそう思う。
吾輩は仕事である。時間がにゃい。
日曜日の朝っぱらから漱石さん風にブツブツ言うのは個性である。(笑)
売れる仕組みを作る。
伝わるとこに伝わればいい。
これはマニアな話じゃない。国産い草を求める声は多い。
ただ知らなかったがかなり多い。そして天然モノ好きな方が一番気にするのはお手入れ方法、カビのこと。
そこに敏感に応えれる畳屋さんになろう。
そしたらばきっと売れる。
い草は素晴らしい。
い草は素晴らしい。
素晴らしいから二回言ってやった!!
まだまだどんどん教えてあげなきゃ。
だってプロだろう?
持論。拘らないならやめてしまえ。お客様が可哀想だ。
やるならとことんやれ!自信をもって売りたいものを売っていけ!!!!!
はい。全部自分に言ってます(笑)
明日八代行ってきます。
ほっこりしようぜ
おしまい
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